Black Engine
夏×家族=サマーウォーズ
皆さん、こんにちは!
ブラックエンジンです。
夏になったら家族と見たくなるアニメ映画と言えば
絶対にこれ、”サマーウォーズ”を紹介します。

OZ(オズ)という巨大な仮想世界が普及した近未来、
高校2年生の健二は夏休みにOZの保守のバイトをしていた。
そこに先輩の夏希から田舎に一緒に行くバイトをしないかと誘われる。
いざバイトが始まるとそれは、長野県上田市の陣内(じんのうち)家で開かれる、
夏希の曾祖母の誕生日会の間、彼女の家族の前で彼女の恋人のフリをすることだった。
一方その頃OZでは、世界を巻き込む大きな事件が起きようとしていて....。
簡単に説明すると、ヘタレ主人公健二がヒロインである夏希の家族と共に、
GAFAM(Google、Apple、FaceBook、Amazon、Microsoft)的なサービスで起きる 大事件に立ち向かう物語です。
今回も本作の魅力を3つのポイントに絞ってお伝えします!
本作の根幹になってる近未来的な仮想空間"OZ"これがマジで凄すぎるんです。
どの位すごいかって?GAFAMで提供されているサービスを
ひとまとめにしてさらに進化させた様な感じです。
なので、アバターを使ってお買い物はもちろん、
・同時通訳ありで他のユーザとのコミュニケーション
・納税、住民登録、パスポート発行、婚姻届などの各種手続き
・Googleマップの様なナビゲーション
・ネットゲーム
などができます。
さらに"現実の権限"と"OZのアカウント"が紐づけられているので、
大統領のアカウントでOZにログインすれば、"核ミサイルの発射"もできるそうです。

もちろん、OZには世界一安全なセキュリティで守られているので、安心して使えます。
今でも、似たようなサービスはありますが、
"一つのアカウントで"できるのは凄すぎますよね。
(まぁ流石に今でも核発射は出来ないか...)
本作を見ていて私が一番感じたのは、"家族"の強さです。
公式サイトでは"人類最古のネットワーク「家族」の力"とまで書かれています。
それを語る上で欠かせないのが、陣内家の家系図↓です。

いや~少子化が叫ばれる最近ではなかなか見られない大家族ですよね~。
家族一緒に大きな机を囲んでご飯を食べるシーンは嫉妬してしまう人が多いハズです。

最も熱くなれるのは、
物語の中盤、OZで起きた事件の一因に彼らの内の一人が関わっていることが判明すると、時にぶつかり合い、離れたりしながらも、最後は一緒にご飯を食べ、一丸となって戦う彼らの姿です。
"これぞ家族!!"という会社や学校の仲間には存在しない繋がりに胸を打たれること
間違いないです!!

この映画が何度も見たくなる理由は、作画とBGMの良さにあります。
手書きで描かれた風情ある陣内家と、対照的にCGで描かれたOZの世界。
これは、家族というリアルの繋がりとOZというバーチャルの繋がりを
視覚的にも印象付けていて、それぞれの良さを感じます。




さらに、OZの近未来感を表現し、アクション映画として場面を盛り上げるBGMと、
昔ながらの田舎の夏を描いている主題歌の融合はまさに神です。 (※以下、2つの動画は著作権上問題ないことを確認しております。)
(サマーウォーズBGM)
(サマーウォーズ主題歌)
OZで起きる未曾有の事件に主人公達が決して諦めることなく挑む姿、
それと共に想起される栄の
"諦めなさんな、諦めないことが肝心だよ"、
"これはあんたにしかできないことなんだ"
"あんたなら出来る!!"などの言葉に、
課題や仕事のモチベーションが上がる素晴らしい作品です。
この夏、リモートでもいいので家族と一緒に本作を見て、
"SNSにはない、リアルの繋がり"の魅力を再認識してみではどうでしょうか?
よろしくお願いしまーーー--す。

サマーウォーズ公式サイト
健二くんのすごさが分かるページ
(【サマーウォーズのアレ】モジュロ演算知らなくても夏希先輩の生まれた曜日がわかっちゃうってよ!!) https://qiita.com/toku_san/items/e0750cf5f65d5dc7ca95