音坂りずみ
冴えない彼女の育て方fine 感想
更新日:2020年7月30日

ただただ、ストーリーをなぞるだけのネタバレ感想です。
オープニング
Icy tail初のワンマンライブからはじまる今作、「冴えない彼女の育て方fine」。
打上げの焼肉屋での一幕。
メタ発言ばかりが目につくシーンではありましたが、ここで終盤の伏線として、
倫也と恵の距離感、雰囲気が変わったことに気づく詩羽先輩。
序盤からきっちりと存在感を示したことで、詩羽先輩が最後に行った台詞が生きていたような気がします。
序盤ストーリー
いよいよメインヒロインルート執筆を開始した倫也、しかし早くも筆が止まってしまっていた。
それは巡璃が主人公を意識するイベント(巡璃15)であった。
倫也は、朱音のアドバイスや、恵との意見交換を通じて、スランプを脱出する。
最後に倫也は、恵を誕生日デート(09/23)に誘うのであった。
多分ここまでのお話は今作品の肝でもあって私としても延々とこれらのシーンを見続けいても問題ないのでは?というくらい素晴らしいシーンだったと思います。
これが続いていたら、恵の言う「転」が無い演出っていうことになったのでしょうが(汗)
ただただ、加藤恵が可愛かったというか、そんな感想です。
「転」
朱音が倒れ
倫也は、フィールズクロニクル製作の現状を聞き、、blessing softwareの活動に支障をきたすことがわかっていても、マルズとの交渉を行い、英梨々・詩羽先輩のために行動をしたい旨を恵に伝える。
マスターアップまで2週間の猶予を勝ち取った倫也は、英梨々・詩羽先輩と共にフィールズクロニクルの製作に取り組むのだが、
倫也と恵との間には心のすれ違いが生まれていた。
この間、恵の存在感がこんなにもあるのに、ほとんど恵が登場していないんですよね。。そして英梨々と詩羽先輩の決意!
(英梨々と詩羽先輩、二人で付き合っちゃえばいいんですよ❤っというわたしの勝手な妄想)
その裏ではガールズトーク中なblessing softwareの面々
最後に恵の、
「倫也くんは、私のだから」
っていうわがままでいじらしい本音とともに、癒やされました。
「結」そして2度目の冬コミへ
フィールズクロニクル製作を終えた倫也は、自宅に帰る。
自宅のドアのまで待っていたのは、恵であった。
「なんで」
「変なの(メール)送ってきたから」
拗ねた恵みと、自分の不甲斐なさをあやまりたい倫也、2人はお互いの気持ちをぶつけ、
とあるきっかけで、倫也は恵に告白する。
恵の答えは「合格だよ」
二人の初めてのキスはタイミングがあわず、あらためてキスのやり直し
「いっせーの」
そして2度目の冬コミへ~ed~
青春というか様式美というか、こんな甘酸っぱいラブストーリーって最近あっただろうかという気持ちでした。
本当にキュンキュンしました。
キュンキュンしながら、あの脚本家のおじさんの顔が思い浮かぶのもファン故にしょうか(笑)
エピローグ1
数年後、
恵は倫也に別れを告げる、、、
(そのとき倫也のスマホはfgoが起動中)
失意のなか倫也は詩羽先輩と再開を果たすのであった。
♪♪~ラブストーリーは突然に~♪♪
エピローグ2
っというのは、詩羽先輩のおふざけ脚本で、
実際は起業を果たしたblessing softwareが英梨々と詩羽先輩へのオファー、顔合わせの場であった。
そして、数年ぶりに全員がそろったblessing softwareは次のステージへと進むのであった
~ed~
めでたしめでたし
三人のプロデューサー
友人とも話したのですが、
この作品って旗頭となりうる存在として3人のベクトルも何もかも違った3人の存在がいますよね。
倫也:情熱と信念だけはだれにも負けず、引っ張るというよりは、参加者全員を担ぎ上げて、クリエイターを尊重するタイプ。
伊織:嫌な役回りは前にでて、花道は譲って、美味しいとこを掠め取ってるかと思いきや、全てを冷静に分析し実行する縁の下の力持ちタイプ。
紅音:自身も才能あふれるクリエイターであり、自分の信念を曲げず強引に物事を進めていく、圧倒的カリスマタイプ
いったい誰と仕事したい?
という話になって、「伊織くん」っていう答えが意外と多いんですよね、わたしも「伊織くん」派ですし♪
実際組んでみたらイライラしつつも、いなくなってありがたみがわかってくるっていう、そんな感じなのでしょうね「伊織くん」って^^;
でもものづくりにおいて、どのプロデューサーのやり方も間違えではないし、正解でもない気がするんですよね。
そんななかで今後も戦い続ける、倫也くんに幸あれ♪です。